
今回からはじまる「職種図鑑」。
若手社会人の転職、大学生の就活の入り口となるよう、様々な職業の方にインタビューを行います!
第一弾は、不動産の中でも賃貸分野で、事務⇒営業⇒店長を経験した「もっさん」が、営業について答えてくれました!

目次
自己紹介をお願いします!
もっさんと申します。
今は二人の女の子を育てる40歳の専業主婦です!
あなたの職業は?
不動産の中でも売買ではなく「賃貸」について、事務・営業・店長を経験しました!
主な仕事内容は?
不動産賃貸の中でも一番肝となる「営業」についてお話します!
事務も店長も営業のサポート的なところが多いので。
では、賃貸の「営業」は何をするのか?というと…
いらっしゃいませ!から接客が始まり、お客様のお部屋探しの要望を聞き、それに見合った物件を紹介、そして案内、そして契約・・・という一通りをします。
もっと細かく言うと、物件を紹介するために現地に行って写真や動画も撮ってきますし、間取りも作ります。
また、案内の為に事前に道を覚え、近隣の情報も入手します。
ここに●●がありますよ~、ここのお店は●●が美味しくて、何時までやっていますよ~、とか。
お客様の知りたい情報をいかに多く身につけるか、ただ物件を知っているだけでなく、街全体を知ることも大事になってきます。
不動産賃貸営業のやりがいは?
「はじめて一人暮らしをします」「今度結婚します」「子供が産まれて大きな部屋に住み替えたいです」など、お客様の新しい出発の場にたくさん立ち会うことができます。
そしてその手助けをさせてもらえるのです。
案内の途中、車でお客様といろいろな話をして笑い合ったり、お部屋の中では「ここにベッドを置くのはどうですか?」「日当たりいいから、きっと朝気持ちいいですね~」と、実際住んだときのことを想像しながら話したりするのは、とても幸せでやりがいにつながります。
そして、たくさんハシゴしたであろう不動産屋の中から、自分の紹介したお部屋を選んでもらったとき、とにかくうれしくてたまりません。
不動産賃貸営業のつらいことは?
なかなかご要望のお部屋を紹介できないとき。
そして、他の不動産屋に負けてしまったとき…。
その物件で決めたのか~、と悔しい思いをすることもたくさんありました。
また、賃貸の繁忙期は年に2回あります。
転勤が多い8、9月頃、入学・就職・転勤等に伴う2、3月。
特に2、3月に関しては、営業スタッフの数にもよりますが、もうとにかく忙しくて大変です!
ずっと動き回っています。
でも、成長できるいい機会です!
就活生・若手社会人に一言お願いします!
法律も多少覚え、また地域の情報も入手し、お客様の不安を取り除いてあげる。
この仕事は、資格取得も重要です!
キャリアアップすれば独立することだってできる夢のある仕事です。
正直、仕事量はけっこう多い方だと思います。でも、忙しいことが楽しい仕事です!
そして、仲間同士でも助け合うことが多々あります。
自然と団結力がうまれ「あのお客さんにはこの物件どう?」なんて言葉をかけあって、たくさん助け合ってきました。
ノルマとか歩合とか、そんなこともやる気の一つになる仕事ではありますが、ただ物件を紹介するのではなく、お客様と一緒に未来を思い描く職業だと思っています。
お客様の笑顔を見られたときは、本当にうれしいです。
不動産賃貸の営業職は、それをたくさん経験できる素敵なお仕事ですよ!