こんにちは!管理人の工藤です。

前回に続き「沖縄」の話題です。

次回までの全3回でお届け予定です!

私がUdemy講座作成のお手伝いをしている会社「WonderZero」の社長、渡辺拓さんは2021年に沖縄に移住しました。

▼詳しくは拓さんのブログを見てくださいね!
沖縄に移住します。 | ゼロから始める自己表現 〜理想の世界は自分で創る〜 (ameblo.jp)

そんな沖縄で、今何が起こっているのか、私たちは何ができるのか…、

少し考えてみました。

▼前回「沖縄の大学事情」はこちらから!ぜひご覧ください!
【沖縄】大学事情と若者の流出…私たちは何ができるか?【WonderZero】

求人倍率0.80倍の衝撃

沖縄タイムスプラス様の記事によると、2021年の沖縄の有効求人倍率は0.80倍で最下位。
しかも、この数字は前年より0.10ポイント減少とのことです。
さらに、完全失業率も3.7%となっています。

「観光業への就職をためらう動き」沖縄の求人倍率、21年平均は0.80倍 前年比で0.10減り最下位 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)

この数値が如何に問題か検証するために、日本平均と比較してみると…

▼2021年有効求人倍率
日本:1.13倍(前年-0.05) 沖縄:0.80倍(前年-0.10)

▼2021年完全失業率
日本:2.8%(前年と同じ) 沖縄:3.7%(前年-0.4%)

21年の求人倍率1.13倍、3年連続低下 雇用回復鈍く: 日本経済新聞 (nikkei.com)

こう見ると、沖縄の就業事情がいかに厳しいか分かります。

有効求人倍率が1倍を切るということは「仕事を選ばなければ職に付ける」という状態ですらなく、セーフティネットが働いていないことを意味します。

さらに、沖縄タイムズプラスさんの記事にある通り、観光業が主体の沖縄は新型コロナの影響を強く受けています。

今後もこの状況は続くと考えられ、回復の見込みが正直見えないのが現状です。

USJ出身森岡氏、沖縄にテーマパーク設立計画!

こんな状況の中、USJの経営を立てなおしたことで有名な森岡氏が、沖縄に新たなテーマパークを設立する動きがあります。

USJ出身者らが、沖縄でのテーマパーク・プロジェクトを始動|NetIB-News (data-max.co.jp)

沖縄北部テーマパーク構想「ジェラシックパーク」が今帰仁で進行中!沖縄発展の鍵となる大事業?! | 沖縄投資研究会 (investment.okinawa)

沖縄北部に設立計画を立てているようで、これが実現すれば、多くの雇用や観光客の誘致が期待できますね!

沖縄のお金は県外に流出している!?

一方で「所詮県外企業である」という問題も否めません。

沖縄の補助金は県外に流出しているという問題もあり…

▼こちらに詳しくまとめてくれています!
沖縄が稼げていない理由 | 琉球経営コンサルティング (ryukyuconsulting.com)

テーマパークができれば大きな利益が生まれそうですが、やはり県外に多くのお金が流出することにはなります。
(とはいえ新しいテーマパークができることで、新たな観光客を呼び、お金が周辺に落ちるということも間違いありません。)

さらにテーマパークができると、埋め立てなどで貴重な動植物への影響が出るという問題もありますが、こちらはいったん別の機会にしますね。

まとめ

つまるところ一番良いのは「沖縄の企業が儲ける」ことなんです。

単純に沖縄県全体の税収が増えれば、雇用を作り出すことも、生活水準をあげることもできるので。

WonderZero社長の拓さんは、そこを見つめて、沖縄に新たな企業を設立しようか検討しているようです。
さらに、現在沖縄在住なので「WonderZero社」自体も沖縄に移そうか検討しているようです。
(そうすることで、納税先が沖縄に移りますからね)

こういった「沖縄問題」を扱っていると、自分の地元のことも気にかかってきます。

田舎出身なので、「自分の地元も同じ状態にあるのではないか」という気持ちになります。
というか、間違いなく似た状況にあるでしょう。

当たり前のように地元を離れ、当たり前のように東京で働いている私ですが、地元に貢献する方法も考えていきたいです。

WonderZeroやUdemyと関わる中で、こんな風に発信の機会を得ていますので、皆さんにもぜひ地元のことや沖縄のことを考えていただければと思います!

▼前回の記事
【沖縄】大学事情と若者の流出…私たちは何ができるか?