今回は、フリーライターとして活動する「ミノリ」さんの新卒時代の【ゼロステップ】を紹介!
ミスが続き、うまくいかない時の乗り越え方とは…!
多くの社会人が共感できるとともに、上司の方にも参考になる内容となっています!

「ゼロステップ」とは?
行動にはきっかけが伴います。
学びを得るための行動、きっかけ、つまりステップの前段階を「ゼロステップ」と呼び、若手社会人時代の自己成長につながった悩みの乗り越え方やエピソードを紹介します!

こんにちは!取材ライター&ブロガーのミノリです。

現在は、インタビュー記事をメインに手がけるフリーライターとして活動している私ですが、社会人になりたての頃は重度のポンコツでした。

上司にミスを指摘され続ける毎日で、心理的なプレッシャーからさらにミスを重ねていくという悪循環……。

そして、しまいには「私は仕事ができない…」と落ち込み、会社に行くのが憂鬱になってしまいました。

この記事では、私が精神的プレッシャーを乗り越えた「ゼロステップ」をご紹介します。

ミスの連続!私はダメ人間かもしれない

私が大学を卒業して初めて勤めたのは、食品卸売の中小企業でした。

ここで任された仕事は、商品の注文データを取りまとめる「受注業務」。

電話やFAXによる顧客からの注文をデータ入力するのが主な仕事で、スピードと正確性、チームと情報共有するコミュニケーション能力が求められます。

私はマイペースに物事を進めるタイプで、確実な作業をするのが大の苦手でした。

案の定、重要な記録メモをなくす、データ入力の誤入力、違う顧客に伝票を送るなど、数えきれないほどのミスを毎日何件もやらかしていました。

きっと上司もひどくあきれていたことかと思います。

幸い、心の広い上司ばかりで、ミスを指摘しつつも、次はしないように対策を立てようねと励ましてくれました。

しかし、恵まれた環境にありながら、私の精神状況はボロボロでした。

毎日毎日ミスをしてしまう私はダメ人間かもしれない……。

自分を責め、頑張ろうと思ってもまたすぐにミスをしてしまう自分が悔しく、休憩時間にはトイレでよく泣いていました。

長所を認めてもらえたら、意識がガラリと変化した

受注業務の仕事をしてから2カ月経っても、私のミスは改善されませんでした。むしろ、心理的プレッシャーからミスは多くなる一方。

この頃には、上司から「その日にあったミスと改善方法」の提出を求められるようになりました。

これほど仕事ができない新入社員は、きっと前代未聞だったでしょう。情けなくて死にたくなりました。

自分のできなさ加減を日々指摘されることは、精神的に参ります。自信がなくなり、向上心すら消えてしまいます。

もう仕事のメンバーに迷惑をかけたくない……そんな風に落ち込む日々が続いてきたとき、上司からこんな提案がありました。

「ミノリさんが頑張っているのはよく分かる。だから、これからは、ミスだけじゃなく、あなたのいい所も毎日伝えようと思うんだ」

そして上司は私の長所を毎日褒めてくれるようになりました。

「元気に声を出している」「電話の応答が上手」「データの入力スピードが速い」など。

そこまで特別な長所とはいえません。でも、自分のいい所を認めてくれることによって、私は少しずつ自信を取り戻しました。

そして、私は一念発起をすることに。

業務のフローチャートを自作し、なぜミスをしてしまうのかを考え、どう改善すべきかの対策を練りました。

出社前に今日の目標を決めたり、チームで仕事をするうえでのコミュニケーション術の書籍で勉強したりもしました。

その結果、私は徐々に仕事の感覚をつかみ、着実にミスが減っていきました。

ほんの少しの自信が成果につながる。自分を褒めよう!

私の場合は、心の広い上司に恵まれ、本当に運がよかったと思います。

多くの人たちは、ミスを連発している状況で、上司に長所を認めてもらうことは難しいかもしれません。

だからこそ、そんな時は「自分ができること」にフォーカスし、ほんの少しでも自信をもつことが大切です。

「自分はダメ人間かもしれない」というマインドから、「本当はやればできる」というマインドに変化させることは十分に可能です。

気持ちが変化すればやる気がでます。仕事を効率的にこなすため、どんな方法をとるべきか学習する意欲が湧いてきます。

精神的に落ち込みやすい人は、ぜひ自分を前向きな気持ちにさせるための行動をとってみてはいかがでしょうか?

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1:【ゼロステップ】はじめての管理職、6歳年上の女性部下に苦戦…気づいたことは!?【学習塾教室長】

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