今回は、営業職として活躍する「かんちゃん」の新人時代の【ゼロステップ】を紹介!
はじめての営業、うまくいかない新人を救った上司の一言「カウンターに立ったら女優になれ!」の意味とは…!?

「ゼロステップ」とは?
行動にはきっかけが伴います。
学びを得るための行動、きっかけ、つまりステップの前段階を「ゼロステップ」と呼び、若手社会人時代の自己成長につながった悩みの乗り越え方やエピソードを紹介します!

日々数字を挙げることが求められ、新人でも目標値を達していなければ全体の成績につながる…。

とにかく必死の毎日でした。

慣れない業務、求められる成績、伴わない契約数…

休日もまずは心身を休めることが第一で、憧れのランチやショッピングは二の次。

そして次第に「この仕事向いていないのではないか」スパイラルに迷い込んでいきました。

スパイラルから抜け出せなくなっていたとき、上司から言われた一言は、「カウンターに立ったら女優になれ」。

この言葉が私のゼロステップになりました。

1.憧れの社会人?

昼休みには財布片手にランチに行き、給料日にはご褒美を買いにショッピング…そんな憧れのOL生活はみるみると崩れていきました。

私の社会人のスタートは郵便局の窓口。

大きな局ではなく、地方でよくみかける局員3人の小さな郵便局でした。

2ヶ月間の新人研修を終え、いざ窓口に立った第一印象は、「想像していたものと違う」でした。

いわゆるミスマッチというのでしょうか。

「辞めたい」という四文字が頭の中をぐるぐる…

「これだからゆとり世代は」と言われるかもしれませんね。

しかし、地域に根付いた場所で地元の人と交流をしながら働きたい!

そう思って入社した私にとっては想像と違いすぎる毎日だったのです。

2.ゼロステップ

そんな私に上司が言った一言が、「カウンターに立ったら女優になれ」。

まずは演技でも良いから、お客様に話しかける。

「お孫さん大きくなりましたか?」

「ここのお店おいしいんですよ」

何気ないきっかけを作れば、会話に繋がり、自然とお客様がご自身のことを話してくれるようになりました。

営業=押し売りというイメージが強かった私は、商品を紹介することは迷惑だと思い込んでいたのです。

会話の中で生活の悩みを聞き、自社の商品で魅力に感じていただけると思ったものをお伝えすることは、地域に根付いた環境で働く私の使命だと気づきました。

だんだんと無意識に会話が弾むようになり、自然と成績にも繋がっていきました。

3.今に繋がること

落ち込んでいた新入社員の私は、知らず知らずのうちに表情が暗くなっていたのでしょう。

そのことには触れずに、自信を持ってお客様と話ができるよう、さりげない言葉を与えてくれた当時の上司には今でも感謝しています。

そして、今でも仕事でつまずいた時には、「女優になるのよ」と自分に言い聞かせ、目の前の仕事と向き合っています。

入社から1年半後、ご縁があり転職しましたが、私は現職でもこの言葉を忘れず、営業を行う仕事をしています。

★★過去の「ゼロステップ」記事はコチラ★★
1:はじめての管理職、6歳年上の女性部下に苦戦…気づいたことは!?【学習塾教室長】
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