こんにちは!

暑い日々が続いていますが、毎日出勤している管理人の工藤ヒロキです(笑)

水分補給などの体調管理に気を使い、一緒に夏を乗りきりきましょう!

さて、こんな中だからこそ、私は休日はあまり外に出ず新講座の作成を開始しています。

今回は、作り始めた新講座

『すぐに使える!ビジネス心理学10選(仮)』

の一部をご紹介します!

実は、すでにスライドは90%くらい完成し、

撮影と編集ができれば完成します!

ですので、そこまでお待たせせず受講いただけそうな状況です!

完成したら限定無料配布をしますので、楽しみにお待ちくださいね!

=====

『すぐに使える!ビジネス心理学10選(仮)』

★メラビアンの法則の勘違い

「第一印象がすべて!」

「視覚からの情報が一番多い!」

近年、こんな言葉がビジネスの場面でもよく聞かれるようになりました。

その中でも有名になった『メラビアンの法則』。

しかし、この法則の理解について、

多くの方やビジネス講師の伝え方や捉え方が勘違いしていると知っていましたか?

今回は、メラビアンの法則の勘違いとその使い方を解説します。

まず、メラビアンの法則とは、話し手が聞き手に与える印象は、話し手の外見や身振り手振りで半分以上決まるという法則です。

実際のパーセンテージは

・話す内容(言語情報)…7%
・声色、話し方(聴覚情報)…38%
・外見、身振り手振り(視覚情報)…55%

となっており、この数字を取って「7・38・55ルール」とも呼ばれています。

しかし、この情報だけを切り取って、

視覚情報で半分以上決まってしまうから、第一印象を整えましょう!

と、受け取ってしまうのは、ちょっと早計です。

これでは、メラビアンの法則で本当に伝えたいことや理解しなければいけないことは伝わっていません。

ここから、正しい理解のため、実験結果を見ていきましょう。

メラビアンの法則の実験では、話し手が言語情報・視覚情報・聴覚情報の3つの要素で矛盾を発生させ、聞き手がどの情報を重要視するのかを調べました。

簡単に説明すると、「話の内容」と「声のトーン」や「表情」が矛盾している場合、聞き手はどのような印象を受け取るのか、という実験です。

実験例:笑った顔で叱る

笑いながら叱るということは、視覚情報でポジティブな印象を与え、言語情報でネガティブな印象を与えることになります。

この場合は、叱られた内容よりも、ポジティブな笑顔の印象が強くなります。

そのため、相手に「本気で叱られていない」と誤解されてしまう可能性があります。

相手に気を遣うあまり、冗談っぽく笑いながら(あるいは柔らかい表情で)叱ってはいませんか?

その後、相手は同じミスを繰り返してはいませんか?

それは、あなたの表情と言葉に矛盾が生まれ、資格情報が優先された結果かも知れません。

つまり、何が言いたいのかと言うと…

相手に意思や意図を伝えるためには、

『言語情報・視覚情報・聴覚情報を一致させること』

が非常に重要であるということです。

相手に気を遣うあまり「笑った顔で叱る」、

相手のことが嫌いだがそれを隠して「不満そうな表情で褒める」、

こういった時、あなたの意思や意図は相手に正しく伝わりません。

メラビアンの法則を正しく理解し、

営業やプレゼンでは、声のボリュームやトーンや早さ、表情やしぐさなどが言葉の内容と矛盾がないように調整しましょう。

もし、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションに矛盾が生じた場合、相手に真意や意図が伝わりにくくなります。

資料を読み上げることに気を取られた場合、表情や声のトーンがネガティブなものにならないよう注意しましょう。

このように、メラビアンの法則を正しく理解すれば

会話では見た目の印象や話し方が重要であり、会話の内容は重要視する必要がないと思ってしまう

ことが大きな間違いだと気づいたはずです。

正しく理解して、営業や社内コミュニケーション、面接などに活かしていきましょう!

=====

さて、いかがだったでしょうか。

このように、ちょっと意識すればすぐに使えて、結果につながりやすい心理学の知識を10個紹介する講座です。

もちろん、すぐに10個を使いこなせるわけはありません。

自身の取り入れやすいものから意識して使用していけば、確実にあなたのビジネスにプラスを与える講座になっているはずです!

また、部下の方が「なぜできないのか?」を説明するのに、心理学を交えながら説明すると、理解が早く進むのでオススメですよ!

それでは、ご覧いただきありがとうございました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!