クリティカル・シンキングとは？その②ロジカル・シンキングとの違いは？

★渡辺拓さんのクリティカル・シンキングの講座には作成段階から関わり、編集も担当しました。生まれて初めてUdemy講座に関わった思い出深い講座です。

前回は、クリティカル・シンキングとはなにか？
そして、その必要性に迫ってみました。

今回は、クリティカル・シンキングとロジカル・シンキングの違いについて考えていきます！

クリティカル・シンキングとロジカル・シンキングの違いとは？

・ロジカル・シンキング（論理的思考）はよく聞くけど、クリティカル・シンキングってなに？

・ロジカル・シンキングとクリティカル・シンキングって違うもの？どこが違うの？？

上記のような悩みはよく聞かれます。

クリティカル・シンキングは「批判的思考」。
結論を導くときに「なぜ？」「本当かな？」という思考を入れ、本質をより客観的な視点で捉える思考法です。

ロジカル・シンキングは「論理的思考」。
結論を導くときに、問題を筋道立てて考え、要素を分解して考える思考法です。

上記の通り、ふたつは一見違うものです。

しかし、多くのビジネス本では「完全に違うもの」としてとらえるのですが、完全に切り分けて考えるのはどうでしょうか？

問題解決する際に「筋道立てて考える、問題を探し出す」ことも「批判的に、客観的に」考えることも双方必要ですよね。

というより、上記のような思考はある程度のレベルであれば全員自然にしているものです。

例えば「ニンテンドーSwitch」が欲しい時に、

・「あのソフトが発売！プレイするにはSwitchが必要！買おう！！（筋道）」

・「でも、これ買ったら今月の生活費大丈夫か…？（批判的）」

こんな思考、してる瞬間ありますよね…？

これだって、「ロジカル・シンキング」「クリティカル・シンキング」だと思うんです。

つまり、ロジカル・シンキングもクリティカル・シンキングも仕事や日常の場面で当たり前のように使っているものの一つである、ということです。

結論としては、「ロジカル・シンキング」「クリティカル・シンキング」の関係は、

「ビジネス思考法」として、それぞれの考えは確立されてきているものの、思考のプロセスとして双方辿るものであり、決して切り離して考えるものではない、ということです。

つまり、違いについて話すならば、どちらも「全然違うものだけど、結論を導く過程として全員が使っている考え」、といったところでしょうか。

ですので、両方とも現代では理解するべきスキルであり、

・「日常使い」ができるように

・「ビジネスシーン」で意識して使用できるように

しておけば、情報が複雑な世界において、選択をミスする可能性が減らせるものだということです。

「クリティカル・シンキング」の本やHPは、ここの言及が少なく「クリティカル・シンキング」をどういったビジネスシーンで使うのか！ばかりに気を取られているので、難解なもの（というか、経済学書のようなもの）になってしまっている感じがあります。

自分で言うのもなんですが、私も協力して作成した渡辺拓さんのUdemy講座「クリティカルシンキング【超実践】すぐに使えるクリティカル・シンキング！〜主体性を取り戻し、ぶれない軸をつくる意思決定スキル〜」は、日本で一番分かりやすい「クリティカル・シンキングの教科書」になっています。

少なくとも、私がこの講座を作成するために読んだ本やHPより圧倒的に理解しやすい内容ですし、現状「ベストセラー講座」としてビジネスマン向けの「UFB（Udemy For Business）」にも収録されて高評価を頂いていますので、内容は間違いないかと思います。

興味が沸いた方は、是非ご受講ください！

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